タイヤがバーストしたのに感謝したくなった話。日常に潜むシンクロニシティの不思議

ルク子さん

先日の夏至の日のこと。
思いがけない車のトラブルに見舞われたのですが、結果的に「なんてラッキーなんだ」と見えない采配に感謝したくなるような出来事がありました。

今回は、その不思議な体験と「シンクロニシティ」について書いてみようと思います。

突然のバーストと、奇跡的なタイミング

事の発端は、朝から雨が降っていた夏至の日。
妻が用事で数日間、都内へ泊まりがけで出かけることになり、最寄りの駅まで車で送っていくことになりました。

普段なら、多少の雨でも、少し遠くても自転車で出かける妻。しかしこの日は「自転車を数日間も駅前の無料駐輪場に置いておくのが嫌だから」と、珍しく「車で送って」と申し出てきたのです。
駅まで送り届けて自宅に戻ると、さっきまでの雨が嘘のように晴れ間が見え、その後はずっと快晴が続いていました。

そして3日後の夜。
都内から戻ってきた妻を迎えに、再び車で駅へ向かいました。無事に妻を乗せ、あとは自宅に帰るだけ。しかし、家に向かって走っていると、妻がふと言いました。

「ねえ、何このガタガタ揺れるの?」

最初は道路の舗装が悪いのかと思っていましたが、徐々に揺れが激しくなり、やがて左の方から「バタバタバタ」と異音がし始めました。
「ん?空気が抜けてきたのかな?」
しかし、揺れと異音はますます激しくなり、明らかにおかしい。急遽、このまま家に帰るのをやめて、近くのガソリンスタンドへ直行することにしました。

スタンドに到着する頃には、明らかに車体も傾いていて、音もヤバいくらい尋常じゃない状態。
ピットに着くやいなや、スタッフの方が異常を察知して駆け寄ってきて、一言。

「バーストですね」

降りて見てみると、左の後ろタイヤが見事に弾け散っていました。
「ええ!?なんでこんなことに!?何か踏んだのかな?」と驚く僕に、スタッフさんがタイヤを確認して教えてくれました。実は4本全てのタイヤがかなり劣化しており、いつバーストしてもおかしくない状況だったとのこと。

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こらアカン

この場ですぐにタイヤ交換できますか?と聞くと、そこから驚きの事実が次々と判明しました。

  • 奇跡1: ちょうど4本セットのタイヤ割引キャンペーン中で、通常の約3分の1の価格で交換できる。
  • 奇跡2: しかも、そのキャンペーンは「まさにこの日」で終了。
  • 奇跡3: うちの車のサイズに合うタイヤが、ピッタリ1セットだけ在庫として残っていた。
  • 奇跡4: 9月からタイヤ自体の料金が上がる予定だったため、このタイミングでの交換は金額的に最高にラッキーだった。

さらに、対応してくれたスタッフさんは「タイヤ無料点検実施中」というシャツを着た、まさにタイヤ交換のスペシャリスト。聞けば「30分でやりますよ」とのこと。

実はこのスタンド、24時間営業ではなく夜8時にクローズします。我々が駆け込んだのは夜の7時半少し前。
スタッフさんは宣言通り、本当に30分で4本のタイヤをすっかり新品に交換してくれました。
感謝の挨拶をしてスタンドを出ると、スタッフさんはすぐに店仕舞いの準備を始めていました。ギリギリセーフ。

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タイヤ交換を待つ時にふと見上げたら、いた。

もし「あの時」違っていたら…背筋が凍るifの世界

タイヤがバーストしたと分かった瞬間はショックでしたが、家から近い場所で、しかも閉店時間ギリギリのスタンドで直してもらい、おまけにキャンペーンで破格の値段で済んだ。
痛い出費にはなりましたが、それだけで済んだことが逆にありがたくて、「いや〜、こんなこともあるんだな〜」と、ショックよりも嬉しさや感謝が勝ってしまい、なんだかとても晴々しい気分で帰路につきました。

家に帰ってから、色々なことが頭の中を駆け巡りました。

実はこの数週間前、妻や実家の家族を車に乗せて、埼玉県の叔父のお見舞いに行こうという計画がありました。
しかし直前になって「早く退院できたから来なくて大丈夫」と連絡がありキャンセル。その1週間後、今度は自宅にお見舞いに行こうと準備していたら、これまた前日になって叔父の都合が悪くなりキャンセルになっていたのです。

もし、あの計画が実行されていて、高速道路を使って家族を乗せている時にバーストしていたら… とんでもない大事故になっていたかもしれません。

  • もし、妻が初日に自転車で駅に行ってたら、この日迎えに行く必要もなくなり、後日もっと遠い別の場所(最悪は高速道路)でバーストしていたかもしれない。
  • もし、あと30分バーストするのが遅かったら、スタンドがクローズしていてレッカーを呼ぶ羽目になっていた。
  • もし、あと1日バーストするのが遅かったら、キャンペーンも終わっていて3倍の金額がかかっていた。
  • もし、あのサイズのタイヤが1セット残っていなかったら、その日は身動きが取れず、途方に暮れていた。
  • もし、あのスタッフさんが手際のよいスペシャリストじゃなかったら、閉店時間までに交換は終わらなかった。

まるで、見えない力によって一番安全で、一番お財布にも優しいタイミングに「調整」されたかのような完璧なパズル。

シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)が起きる時

これって、いわゆる「シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)」ってやつかな?とふと思い、少し調べてみました。

すると、シンクロニシティが起きやすい人には、こんな特徴があるそうです。
「直感が鋭く、自分の目標や願望に対して意識(アンテナ)を明確に張っている。また、ポジティブでエネルギーの波動が高く、精神的に満たされている状態の時に引き寄せやすくなる」

前回のブログ記事でも少し触れましたが、最近の自分は、海の近くの街でのんびりと暮らしながら、ベランダで木々の揺れを見ているだけで「ただ満たされている」と感じるような、不思議なくらい穏やかな精神状態にあります。
承認欲求やエゴを手放し、「魂が満たされること」にフォーカスして、日々の小さなことに幸せを感じていたこと。もしかすると、その「精神的に満たされている状態」が、大難を小難に変えるようなこの見事なシンクロニシティを引き寄せてくれたのかもしれません。

車などの機械類は、持ち主のエネルギーの影響を受けやすいとも言われます。
限界ギリギリまで頑張ってくれて、「ここなら安全で安く済むよ!」と、一番良いタイミングを見計らって悲鳴を上げてくれたのだとしたら、なんだか車そのものがいとおしく思えてきますし、この出来事のきっかけとなった「夏至の日の雨」にも感謝したくなります。

とはいえ日頃のメンテナンスを怠っていたズボラさが今回の事故につながったのは反省すべきところ。これを機会に車(我が家では「ルク子さん」と呼んでいます)をもっと大事に、きれいに使おうと気持ちを改めたのでした。

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ルク子「ほんと、死ぬかとおもったわ」

今回のケセラセラ すべては「最善のタイミング」で起きている

一見すると「最悪のトラブル」に見えることでも、視点を変えれば「最高のタイミングで起きた奇跡」だったりする。
人生って本当にうまくできているなと思います。

もしこのブログをご覧の皆さんの日常にも、ちょっとしたトラブルや予定外のことが起きたら。
「運が悪いな」と落ち込む前に、「もしかして、もっと悪いことから守ってくれたのかな?」と考えてみると、日常に潜む意外なシンクロニシティに気づけるかもしれません。

何が起きても「これでよかったんだ」。
そんな風に、流れに身を任せていくのが一番心地いい生き方なのかもしれませんね。

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