ヨガ講師でもある妻(メーさん)は、以前リウマチを患っていました。
症状が悪化した2014年ごろは、何度も病院に通って強い薬に頼る日々。
しかし、2017年に一緒にインドのプネーへ行き、「ナチュロパシー(自然療法)」の施設に滞在したことをきっかけに、彼女の体調は劇的に改善していきました。
10年以上前ですが、インドに行って妻がナチュロパシーを体験した時のブログ
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リウマチをなんとかしたい妻。インドでアーユルヴェーダとナチュロパシーに出会う旅
そのナチュロパシーの施設に行ってみた時の体験談など
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インド流自然療法の総合施設、プネーのナチュロパシー国立研究所に行ってみた
今ではヨガのレッスンはもちろん、ダンスや合気道、ママチャリでの長距離サイクリングなど、僕なんかよりよっぽどアクティブに動き回っています。
ふと、「今のメーさんは自分の体やあの頃のことについて、どう感じているんだろう?」と思い、先日ゆっくりと時間をとってインタビュー(という名の夫婦の対話)をしてみました。

※この記事はあくまでメーさん個人の見解と体験談です。医療的なアドバイスではありませんので、「へえ、こういう人もいるんだな」とひとつの参考としてお読みください。
薬で抑え込む日々への疑問
Luis:
そういえば、リウマチがひどかった2014年頃って、毎日薬飲んでたよね。あの頃ってやっぱり肉体的にも精神的にも辛かった?
メーさん:
辛かったよー。37歳のとき、最初は肩が痛くなって「四十肩かな?」って思ってたんだけど、右肩、左肩、膝、足首って痛みがどんどん移動していって。(祖母も同じ体質だったから、遺伝的なものもあるみたいだけど)。
クリニックに通って、強い薬と肝臓をケアする薬を飲んでた。
精神的には、「なんでこんな薬を飲まなきゃいけないんだ」って泣きながら飲んでた時期もあったな。

Luis:
薬を飲めばとりあえず痛みは抑えられてたと思うけど、そこから「薬をやめたい」「根本的に治そう」と思った一番のきっかけは何だったの?
メーさん:
薬で痛みは抑えられてても、「ゼロ」になる日もあれば、ならない日もあったのよね。「今日は痛むな」「違和感があるな」っていう感覚がどうしても消せなくて。「薬を飲んでるのに違和感があるって、どうなのよ?」って不満に思うようになったのがきっかけかな。
そこからネットで猛勉強し始めたら、「あ、結構(自力で)治してる人がいるじゃん!」って気づいて。それで根本的な改善を目指すようになった。
インド・プネーでのカルチャーショック
Luis:
それで2017年に、インドのプネーにあるナチュロパシー国立研究所に行ったわけだけど、日本の病院と比べて何が一番違った?
メーさん:
一番は「毎朝ちゃんと問診して、向き合って話を聞いてくれること」かな。日本の病院だと、お医者さんがパソコンのデータばかり見て「はい、どうぞ」で終わっちゃうことも多いけど、向こうでは「今日はどうしてあなたはここに来たの?」って聞いてくれた。

Luis:
なんか冷たい粘土をお腹に乗せられたって騒いでたよね(笑)。
メーさん:
あれは一番のカルチャーショック!「寒い」って伝えたのに、冷たい粘土をお腹に乗せられたんだから。絶対に温かいものが来ると思ってリラックスしてたから、心臓が止まるかと思うくらいショックだった(笑)。
でもあれは、あえて冷たい刺激を与えることで炎症を抑えて、自分の免疫力で体を温めるための療法だったみたい。実際、自分のお腹からドクドクと脈を打つのが分かって、自分の体の力をすごく実感したよ。
Luis:
インドでアーユルヴェーダの薬もたくさん買ったけど、帰国後は結局ほとんど飲まなかったよね。なんで薬なしで痛みが消えていったんだろう?
メーさん:
結局、ナチュロパシーの施設で「食べすぎていなかったから」だと思う。
朝昼晩と本当に質素な食事で、ウィートグラス(小麦若葉)のジュースを飲まされたんだけど、あれが体の中の大きな浄化になったんだと思う。

帰国後もしばらく飲んだ結果、体の中をデトックスできた。
病気は「引き算」と「マインド」で治す
Luis:
あのインド体験を機に食生活が大きく変わったよね。何をやめて、何を取り入れるようになった?
メーさん:
食べるのをやめたのは「お米で満たすこと」。
もともとご飯が大好きで、以前はおにぎりばっかり食べて食事の8割がお米だったこともあるんだけど、自分が米を食べすぎていたことに気づいたの。
逆に積極的に取り入れたのは「生の果物や野菜(酵素)」。それまでは必ず加熱したものばかり食べてて、生のものが絶対的に足りてなかった。
でも本質的には「何かを取り入れる」というより、「取り入れない(食べない)方が病気にならない」ってこと。みんな食べすぎて病気を作ってるの。ナチュロパシーの基本は「どんどん引き算していくこと」なんだって気づいた。

断食とまでは言わずとも、「引き算の食事」で病気も改善していくのかもしれない
Luis:
ヨガ講師としての自分の体や病気への「考え方(マインド)」も変わった?
メーさん:
うん、「自分の体ってすごいな」って心から思えるようになった。
ある本で「リウマチになるのは、自分への感謝が足りないからだ」って読んでハッとしたんだよね。自分の体を治すのは自分の体なのに、医者任せにして、治らないと人のせいにしてた。
あと、当時は「自分のため」にヨガをしてなかったかも。お金や教えることが先行して、自分自身が一番にヨガに親しんでいなかった。心が無理をしていて、その結果として弱い部分(関節)に症状が出ちゃってたんだなって、今なら分かるよ。

「私=リウマチ」というレッテルを剥がす
Luis:
今はダンスに合気道にって、超アクティブに動いてるけど、自分の体調についてはどう感じてる?
メーさん:
病気になった時に「私は病気だ」と認識するのは大切だけど、思いすぎない方がいいと思う。「私はリウマチです」っておでこにレッテルを貼っちゃう人がいるけど、「私=リウマチ」じゃないってどこかで思ってないと治らない。
関節に症状が出るのって、自分の上手じゃないところを隠そうとして無理をしてるからなんだよね。
「完璧に見せようとしなくていい、ちょっと上手じゃないところもある」って認めてあげることが大切。
体に違和感が出た時のリセット方法と裏技
Luis:
今でもストレスが溜まったりすると、たまに関節に違和感が出ることあるよね。そういう体のSOSが出た時はどうやってリセットしてるの?
メーさん:
違和感が出た時は、確実に「食べすぎてる」「運動してない」「マッサージしてない」時。だから体がSOSを出して私を振り返らせてくれてるわけで、むしろありがたいと思ってる。
対処としては、スギナ茶(カモミールを混ぜると美味しい)を飲んだりするかな。

春先にたくさん生えてくるスギナを引っこ抜いて乾燥させ、市販のカモミールティーと調合
あと、関節が痛む時って骨と骨がぶつかって炎症を起こして「ぎゅーっ」と集まってる状態だから、そこに「スペース(空間)」を作るように念じてる。ふんわり膨らませて、血液やリンパの流れが良い状態をイメージしてリラックスするの。
それからインドで買った「シラジット」は、ミネラル補給として抜群に元気が出るから、今でもたまに飲んでる。

日本でもネットショップで買える
メーさんはこれを「仙豆」と呼んでいる
あと「北投石」。これを握ってるとじんわり体が温かくなってとてもリラックスできる。

自分も肩が凝った時に使わせてもらっている
首の後ろに当てるとじんわり温かくなり、だんだんスッキリしてくる
砂浴もデトックスにいいって言うけど、やるのが大変なので「砂袋」を自分で作ってたまに体に当てたりしてる。これがまた気持ちがいいんだよね。

血行促進やデトックス効果があるという
それから「こんにゃく湿布」もできるだけやるようにしてる。暑い夏はやらないけどね。
完璧を求めすぎず、自分を学んでリラックスする
Luis:
今の元気を維持するために、一番大切にしてる習慣って何?
メーさん:
「自然の要素を大事にすること」と「空間を作ること」。
体の中に風を流して、しっかり水を飲んで、火(体温ややる気)を持つこと。特にお茶でもコーヒーでもなく「水」をしっかり飲むようにしてる。
あとは「気持ちを暗くしないこと」「自分を小さくしないこと」かな。ヨガでは自分を小さく感じることは「毒」だと言われてるから。
Luis:
最後に。昔の自分のように、リウマチの痛みや薬への不安で「一生このままなんじゃないか」って暗いトンネルの中にいる人にメッセージをお願い。
メーさん:
実は、リウマチって結構ラッキーな病気だと思ってるの。痛みが取れれば「治った」って分かりやすいから。
お医者さんの言いなりになって「一生治らない」と思っている人には、「視野を広げて」「自分を信じて」「自分の体を学んで」って伝えたい。動物が病気になったら何も食べずに寝ているように、「放っておいたら治る」っていう人間の自然治癒力を信じて、自分の体を見守ってあげてほしい。
断薬したい人も、お医者さんの許可を待ってたら一生来ないから、自分の感覚を信じて自分で薬を減らしていく決断も必要だと思う。
真剣すぎる人、完璧を求めすぎる人が病気になるから。人任せにせず、自分が自分の体を一番に学んで、もっと力を抜いてリラックスしてほしいな。
(※あくまでも個人の見解です)
いかがだったでしょうか。
一番近くでメーさんの苦しむ姿から、徐々に元気を取り戻し、以前よりもパワフルになっていく過程を見てきた身としては、人間の持つ「自然治癒力」と「マインドの変化」の凄まじさを実感せざるを得ません。

「完璧を求めず、もっと力を抜いてリラックスする」。
これは病気に限らず、日々の心地よい生き方にも通じる、大切なメッセージだなと改めて感じたインタビューでした。